NTT西がひかり電話障害の原因を発表、性能評価ミスがきっかけ(IT Pro)

 まず10月23、24日に発生したのは、「呼処理サーバ」の負荷が処理能力を上回ったことが原因である。ひかり電話では「呼制御サーバ」と呼ばれる、通話相手の場所を特定するプロトコルを装備したサーバーが通話相手を特定する。呼処理サーバは、呼制御サーバの呼び出しと連携して、どの呼制御サーバに連携させるかを指示する役割を担う。言わばルーター的な役割を担う。週明けの月曜日は通信量が増加し、呼処理サーバの限界を超えたのが原因である。

 呼処理サーバの処理能力は、同社の見積もりでは140トランザクション/秒だった。ところが実際には、120トランザクション/秒で処理能力を超えてしまったため、限界を超えたという。「サーバー単体での限界処理能力は140トランザクション/秒だった。だが実際にネットワークに接続した形で利用したら120トランザクション/秒程度でダウンしてしまった。IPネットワークはまだ新しい技術であり、見通しを誤った」(NTT西日本森下俊代表取締役社長)。

「新しい技術だから見通し誤ってダウンした」はなんて見苦しい言い訳・・・
責任とらない経営幹部が増えましたね。最近。
彼らが責任を取るべき場面はきっと財務内容か株主に要求された時だけなんでしょうね。

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・・・リスク管理しろよ。