NTT東日本、個人情報4万件流出 元社員の自宅PC(asahi.com)

・・・退職者も油断ならない(汗
関連:お客様情報等の流出に関するお詫びとお知らせ(NTT東日本)

1.流出した情報件数等
(1)お客様情報 31,096件
(内訳:個人のお客様 19,821件 法人のお客様 11,275件)
    【主な情報項目】 氏名(会社名)、住所、電話番号、銀行口座情報※1
※1: 含まれていた口座情報の件数は4件です。
(2)社員情報 10,193件※2
    【主な情報項目】 氏名、所属組織、電話番号、メールアドレス
※2: 社員情報件数は、弊社グループ会社の社員、及び元社員の情報を含みます。

客先の情報漏れも痛いですけど、身内(社員)の電話番号、メールアドレスが流出したのは恐いですよね

で、今回のを受けて、どうするかというのが下記。

3.再発防止策
 弊社ではこれまで、業務関連ファイルの社外への無断持ち出しの禁止やお客様情報を格納した専用サーバへのアクセスを指紋認証により制限するとともに、個人情報の取り扱いに関する全社員への周知・教育等を実施し、個人情報の保護に努めてきたところです。
 今回、このような事態が発生したことを厳粛に受け止め、

○ 機密情報流出防止対策ソフトの導入による社内パソコンの外部記録装置用接続口の制限
○ 弊社グループ社員を含む全社員に対して、ファイル交換ソフトの起動禁止及び会社情報の検査・削除を行うツールを配布し、<1>自宅パソコンにおける会社情報の保管禁止、<2>ファイル交換ソフトの利用禁止の徹底
○ 個人情報の取り扱いに関する全社員への周知・教育の再徹底
を図り、これらを通じ、お客様の信頼回復に全力をあげて努めてまいります。
(中略)
 今後は、退職者組織と連携を強化し、個人情報保護法施行以前の退職者に対しても、個別に会社情報が保存されていないことを確認するとともに、会社情報が存在した場合は速やかな完全消去を指導徹底いたします。また、定期総会や会報、退職者向けホームページを通じ、お客様情報保護の重要性について継続的に注意喚起を図り、再発防止のため最大限の努力を行ってまいります。

ファイル交換ソフトの起動禁止といわず、いっそのこと、会社情報の検査・削除ツールに加えて、ファイル交換ソフトの削除も盛り込んだほうがいいと思いますが。
家族共用の場合もありえますし。