NTT東日本がまた情報漏えい,病院患者の会計情報など1万件以上がshareで流出(IT Pro)

『また』ですよ、『また』。
誰かの言葉を借りれば、『数回頭を殴打したら治りますか?』

 NTT東日本は9月25日,システム構築を請け負っていた顧客の機密情報をファイル交換ソフト「Share」のネットワークに流出したと発表した。9月 18日に外部からの指摘があり発覚した。流出した情報は,済生会横浜市東部病院の患者の会計情報9951人分や職員情報1146人分。流出した情報の詳細は顧客の希望により,非公開としている。

(中略)

 同社では業務関連ファイルの社外への無断持ち出しを禁止しており,上記社員も上長の許可を得て持ち出した。しかし,(1)持ち出した情報の自宅パソコンへの保存禁止,(2)自宅パソコンでのファイル交換ソフトの利用禁止−−という社内ルールを破り,今回の事件につながった。

Shareって・・・Winnyじゃなかったら良いと?
上長の許可を得て持ち帰ったら良いと?
先日のWinnyより悪化しているような。

もっとも、日経の紙媒体に載っていた持ち出した理由見て唖然としましたがね。

そして、もっと唖然↓

3.再発防止策
 弊社では平成17年4月の個人情報保護法の全面施行を契機として、全社員を対象に個人情報等の扱いに関する誓約書を徴することで、会社情報の守秘義務の徹底を図っており、また業務関連ファイルの社外への無断持ち出しの禁止やお客様情報を格納した専用サーバへのアクセスを指紋認証により制限するとともに、個人情報の取り扱いに関する全社員への周知・教育等を実施し、個人情報の保護に順次努めてきたところです。
 今回、このような事態が発生したことを厳粛に受け止め、

○ 機密情報流出防止対策ソフトの導入による社内パソコンの外部記録装置用接続口の制限
○ 弊社グループ社員を含む全社員に対して、ファイル交換ソフトの起動禁止及び会社情報の検査・削除を行うツールを配布し、<1>自宅パソコンにおける会社情報の保管禁止、<2>ファイル交換ソフトの利用禁止の徹底
○ 個人情報の取り扱いに関する全社員への周知・教育の再徹底

 を喫緊の課題として取り組み、これらの解決を通じて、お客様の信頼回復に全力をあげて努めてまいります。

(ニュースリリース:「恩賜財団 済生会横浜市東部病院様のお客様情報等の流出に関するお詫びとお知らせ」より)
これで『お客様の信頼回復』につながるかと、私はまったく思わないし、理解できません。
前と同じではないですか。

本当に参考程度:恩賜財団 済生会横浜市東部病院様のお客様情報等の流出に関するお詫びとお知らせ(NTT東日本)